先月に京都大火編を鑑賞、そして昨日伝説の最期編を観てきました。
レビューなどはそこかしこで色々な方がされていると思われますので、わざわざぼくがすることではないとして。
冒頭でこういう感じのシーンあってカッコヨカタ。
でもうろおぼえだから絶対間違えてる。
通しで観て、結果的に「良」作品だったと思います。
残念ながら初作のように「最良」とは感じませんでした。
10点中6点。その6点も剣心たちのほうではなく、志々雄真実への6点。
今日の伝説の最期編。途中すごく違和感を感じたのは、剣心がいやにニヒルに描かれてたことで。
本来もっとふわっとしたものが根底にあるキャラのはずなのに、なにかにつけて不敵な表情を浮かべていたことが気にかかりまして。
「緊迫した表情」というより「不敵」な感じ。なんていうか…それがなんとなく高飛車っぽくて。
抜刀斎であったとしても、高飛車っていうのは違うだろうと。
観ながら「ん?」って思ったことが三度ほど。
まあこれはいいとして。
問題は蒼紫で。今回の脚本に蒼紫必要だったかなあ…あの尺勿体無い気がしたんだよなあ…。
それにしても志々雄真実。
かっこよすぎでしょあの人。怖いけど。
明治政府なんかよりよっぽど単純明快でカリスマがあると思うんですけども。
方治が心酔する気持ちわかるんだけど、そんな自分がちょっと「大丈夫か?」とも思うw
だからなのかなあ。
本来勧善懲悪であるこの映画の軸がブレてるように感じちゃったのは。
志々雄の行動がどうこう、というよりも、明治政府が汚すぎてそっち側の説得力が欠けてしまったことがよろしくなかったんじゃないかと。
ということで。
政府が悪いw(結論)
とは言えやっぱり面白かったので、売り出されたら買って前後編通しで見たいと思います。